「日本のストラディバリ」小沢さん制作 「紫雲」初の演奏会計画 寄贈から41年

 大分県竹田市竹田滝廉太郎記念館に展示されているバイオリンを使ったコンサートの計画が、浮上している。これまで演奏会で使用されたことはないが、「楽器は音を出してこそ意味がある」と、所有者の同市も前向きの姿勢をみせている。

 バイオリンは、同市が仙台市とともに1967年に「音楽姉妹都市」提携を結んだ長野県中野市から、41年前に贈られた。「紫雲」と名付けられている。作者は、同市で農業のかたわらバイオリン制作に取り組み、「日本のストラディバリ」とも呼ばれた小沢僖久二さん(1916‐98)。

 92年に同記念館が開館するまでは、旧竹田市の庁舎内に置かれていたが、小沢さん制作という説明書はなかった。開館後に移され、ようやく説明文が付けられて展示されるようになった。しかし、同市に贈られて一度もその4本の弦が調べを奏でることはなかった。

 このバイオリンの存在を同記念館を利用する同市の音楽愛好家たちが知り、「ぜひその音を響かせたい」と同市に交渉。今秋の開催に向け動き始めた。

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posted by buemon at 16:36 | ヴァイオリン ニュース
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